TOEICの点数アップには限界がある

ここではTOEIC900点を保有する、ある意味、TOEICのエキスパートである私が、ネイティブイングリッシュを使うとTOEICにも効果があるのかということについて論じていきます。

 

TOEICスコア

 

まずはTOEICという試験について確認をします。

 

TOEICはリスニングセクションとリーディングセクションからなる試験です。

 

スピーキングとライティングについては問われません。

 

内容はビジネスシーンでの英語になります。

 

それに対してネイティブイングリッシュで学習するのは、スピーキングとリスニングです。

 

内容はビジネス英語もありますが、メインは日常英会話です。

 

このように問われるスキルと内容が、TOEICとネイティブイングリッシュでは少しズレています。

 

そのため、ネイティブイングリッシュを使用することでTOEICの点数が上がるかとなれば、たしかに点数は上がるだろうが、効率的なわけではないというのが私の考えです。

 

もう少し具体的な話をしていくことにします。

 

ネイティブイングリッシュの特徴として、以下の2つがあります。

  1. ネイティブスピーカーが日常生活でよく使う基礎的な英会話フレーズを学ぶ
  2.  

  3. 高速音声でリスニングを鍛える

 

まずは「1」についてですが、ネイティブイングリッシュで学ぶのは基礎的な英会話フレーズであり、それに含まれるのは基礎的な英単語と英文法です。

 

TOEICで出題される単語と比較をすると、ネイティブイングリッシュで学習する単語の方が明らかに簡単です。

 

そのため、ネイティブイングリッシュでの学習はTOEICの語彙力増強に影響をあまり与えません。

 

また、ネイティブイングリッシュは基本的にフレーズを暗記することによって英文法を学ばなくても英語が話せるようになるように作られています。

 

ですので、TOEICではパート5を中心に文法知識が問われますが、それに対する対策につながるわけでもありません。

 

続いて「2」についてですが、ネイティブイングリッシュでは通常の英語音声よりも速く加工された英語を聞く学習があります。

 

そのため、これはリスニングの力の向上に役立ちます。

 

しかし、TOEICの問題と比べたときに、ネイティブイングリッシュで聞く英語は基礎的なフレーズのため、長さが短く、決してTOEICのように長い英文を聞くわけではありません。

 

リスニングセクションのパート1とパート2については短文の英語を聞くため、ネイティブイングリッシュでの学習も効果があります。

 

それに対してパート3とパート4については長文のため、ネイティブイングリッシュで短文を聞く力を身につけても、それによって効果があるとは考えがたいです。

 

ここで説明したとおり、基礎的な日常英会話を学ぶネイティブイングリッシュが、ビジネスシーンでの比較的高度な英語を学ぶTOEICに効果があると考えるのは正しくはありません。

 

ネイティブイングリッシュは日常英会話を学ぶ上ではすばらしい教材です。

 

しかし、TOEICの点数アップを考えるのであれば、やはりTOEICに特化して学習ができる教材を使うのが正解です。

 

今現在は、ネイティブイングリッシュを購入すると特典としてネイティブイングリッシュのビジネス英語版も付いてきますが、それを含めても効果は限定的でしょう。

 

ネイティブイングリッシュを使用することで、TOEIC初心者ならば〜500点程度までは取得できるようになると思いますが、それ以上の点数を目指すにはやはりそれに特化した勉強が必要です。

 

あくまでもネイティブイングリッシュは初心者が日常英会話を最短で身につけるための教材として使用することをおすすめします。

 

ネイティブイングリッシュの口コミ評判へ

 

画像-ネイティブイングリッシュ02